調査・設計

全ての通信設備工事の出発点となるのが調査・設計です。設計の善し悪しで施工品質に大きな差が生まれます。
そして、設計した工事が完了を迎えることは、設計者にとってはとても感慨深く、次の仕事の意欲に直結します。
現場が100か所あれば、100通りの設計が必要です。その100通りの設計、実は1か所あたり2通りも3通りも検討を重ねた結果の積み重ねです。仕上がった設計図がカンタンなものであっても、その作り込みには様々な知識や情報が必要で、自社の知的財産だけでは足りない時もあります。
自分たちの知識や経験だけに頼らず、様々な情報を獲得し活用しながら柔軟に仕事を進めています。

通信インフラ設計

電柱建替工事の設計支援
通信ケーブルの構築・撤去・更改・移転工事の設計支援
その他多様な設計支援及び設計図・材料調書などの資料作成

設備現況調査・データ照合

現地調査(地権者や行政との事前折衝を含む)
道路台帳図面の収集・CADデータ化
他設備地下埋設物の有無確認や情報収集
各種データベースと図面などの整合性確認・分析

施工

「現実として目に見えるカタチにする」のが施工です。
天候をはじめ様々な現場環境の中で、通信設備工事には常に安全かつ正確で繊細な施工が求められます。
現場近隣の住民の皆様と良好なコミュニケーションを図ることも重要で、その皆様の安全までしっかり確保できてはじめて”よい施工”ができます。
知識・スキル・経験の3拍子に「コミュニケーション」を加えた4拍子を兼ね備えた個人やチームでの施工を心掛けています。

構内通信工事

事務所やオフィス内のPCネットワーク配線工事
無線ネットワーク用配線工事
サーバルーム・機械室での通信機器設置・配線工事

通信インフラ工事

電柱新設・建替・移設・撤去工事
路上(電柱上)・地下(マンホール内)での通信ケーブル敷設・接続工事

保守・管理

安定した通信環境を維持し、当たり前に使える環境を守るのが保守です。
100年を超える通信設備の歴史は、進化する技術によって目覚ましい発展を遂げました。
そんな最先端技術の一角を成す通信設備であっても、レガシーな仕組みや機材が活躍している部分が数多く残っています。
新しいものだけでなく、そういった何世代か遡った設備に対する知識や技術で「守っていく」ことができるよう日々取り組んでいます。
また、調査や工事が完了してもそれで終わりではありません。
関係各所へ申請や報告が必要であり、どこでどんな資材を使いどのように施工したのか、今ある通信設備がどのような状態なのかなど、様々な情報や履歴をしっかりとまとめ保存することで、将来の保守計画や次に同じ場所で工事するときの設計にも役立ちます。お客様や利用者などからのお問い合わせ対応にも欠かせません。
そのような様々な情報を素早く正確にまとめることに注力しています。

通信インフラ点検・修理

各種インフラ設備の所在確認
各種通信インフラの劣化点検・故障や不具合の未然防止修理

設備記録図面作成・更新

屋外・屋内の様々な空間情報・地下埋設設備の図面化(2次元)
データベースではカバーしきれない詳細図面

設備記録データ更新

施工結果をCADベースの図面やデータベースへ反映
施工後現況写真の品質チェックやデータベースへの反映

施工管理支援

工事の事前準備
工事の進捗管理
発注者や自治体向けの報告資料の作成